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稲鳥みづは

Author:稲鳥みづは
Dグレ好きの大学生。
このブログでは「フクロゥ」という名前で活動しておりましたがTwitterアカウントを統合することにいたしましたので「稲鳥みづは」という名前でブログ活動再開しました。


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こんにちは…。
今回のRISEを大学の授業前に読んでしまったのですがショックが大きすぎて全然授業に集中できなかった稲鳥です…。
ちょっと今回は予想していた内容よりずっとアレンの過去が壮絶な可能性が出てきているため、ここ数回の比較的平和な話に慣れていた分ダメージが大きいと言いますか、星野先生えっぐいなぁと(褒めてる)
今回は33ページと比較的多めでしたね。読み応えがある分ダメージも来ましたが。

では以下はネタバレを含みます。

小説版第3巻の数日前の話っぽいですね。似たような事を話しているシーンはありましたが微妙に違っているので、内容的にも赤腕がマナの存在を認識し始める段階のようです。あと細かい点なんですが小説版では「座長」、本編では「団長」と表記がぶれています。おそらく同一人物と考えられるのでここでは本編の方が正しいとして扱います。


<表紙・扉絵>
表紙は神ノ道化を身に纏ったアレンと神田。白いお花が散りばめられています。お花の種類は色々と予想はされていますがどれも微妙に違うような…?まあ亜種とかも考えられますし花の専門家でないのでわからないですね〜
…それにしても表紙詐欺とはこの事を言うのか。
雑誌の表紙ですし本編と関係がないのはまあ仕方ないですけど、温度差ありすぎでしょ〜

続いて扉絵。
煽り「ずっと独りだった。ずっと寂しかった。きっと誰かを求めてた。」
26巻感想でも書きましたがアレンって孤独なんですよね。
マナと出会うまでは頼れる大人に出会えなかった。
この扉絵で描かれているマナは本編後半で出てくる月に向かって歌うマナを想起させますね。とすると周りに舞っている紙吹雪は雪のメタファーでしょうか。
この場面は普通に見れば舞台のシーンなのでステージにいるであろうマナではなく赤腕にスポットライトが当たっているのが、今回のお話がステージの裏方の赤腕を中心とした話である事を物語っていますね。


<マナの行動>
マナはやはり育ちが良い印象を受けます。親しくもない雑用係の赤腕が食事を持って来れば笑いかけてくれます。
その朝食を持ってくるシーンでマナは8体雪だるまを作っていますが何か意味があるのでしょうかね?

またマナが雪の降りしきる中、月に向かってあの子守唄を歌っていたシーン。これはあの木に「私はここにいる」と刻み込んだタイミングでしょうか。
でもこのシーンよく見ると、マナが歌を歌う前後で月にかかっていた雲が晴れ、雪も降り止んでいるんですよね。天候操作術でも習得してるんですかね??←
思えば「Continue」で出て来た千年伯爵は月に語りかけているシーンがありました。この作品の場合月はメカで伯爵に侵食されたという設定でしたね。月の口調(?)は完全にレロでした。
この時と設定が同じなのであればいまの千年伯爵にも何かしら月に関わりがありそうですよね。(アレンが瀕死状態で見た夢には水面に映る像と姿が違う月が印象的に描かれていましたし)
それが何なのかはまだわかりませんが、月に向かって祈っているように見えますね。

あとここで気になったのが赤腕の左目から流れる涙!!今までもアレンの左目から涙や血が流れる描写はあって、てっきり呪いを受けたからネアなりマナなりの意思が左目に宿っているんだとばかり思っていましたがどうやら違うみたいですね。
歌に聞き覚えがあることからも、もうこの時点で赤腕にはネアのメモリーが入っていることになります。じゃあ犬のアレンは何なんだ…?ムムム、深まる謎。


<赤腕の境遇>
これですよ今回の1番の衝撃。まだ前半の内容は小説版第3巻から予想はできていたんですが…

1回目に読んだ時コジモに関してはまだ「ああ、赤腕を虐めてる…」という認識でいたんですがそのあとの団長の唇スリ…で「あっ…(察し)」ってなってしまって2回目に読んでからはコジモの行動もそう見えるようになってしまいました…。
赤腕がコジモを最初に振り払った時の表情がそれ以前より怯えていたように見えて、「ほら ほらぁ ほぉ〜ら」のところも見えないところで気持ち悪いことが行われているんじゃないかって…だからこそ雑用係のおじいさんも目を背けていたんじゃないかって…すごく意味の取りようによって場面解釈が変わってくるんですよね。
「その顔(ツラ)みたいにもっと可愛くこびろよ赤腕ちゃん」
も、1回目に読んだ時と印象が全然違ってきてしまって…。もう感情の大洪水です。

それから赤腕が見世物になるのを拒否した件について。赤腕は見世物として買われたにも関わらず見世物になるのを嫌がったから雑用係をすることになったということでしたが、見世物と雑用係(日常的な暴力)を天秤にかけても雑用係を選ぶほど見世物が嫌だったということですよね。単に見られるだけの存在を赤腕はそこまで嫌がるだろうか、という問題ですよ。
小説版第3巻で腕を待ちゆく少年に見せて恐れられられるのを胸を痛ませつつも「もう慣れっこだ。」と書かれていたりして、見られること自体はそこまで問題じゃないような気がするんです。
おそらく問題は、それが商売になることへの嫌悪感かよほど見世物の待遇が悪かったか。
見世物の待遇が悪い説が本当ならやっぱり性的虐待を想像してしまうんですが、団長が赤腕をわざわざ金にならない雑用係になることを許可しているところを見ると雑用係の方がそういったことが行われる可能性が高いのではないかと思います。コジモも「見世物として(中略)どうか許してください何でもしますって泣いて懇願したのは誰だったのかなぁ⁉︎」って言ってますしね。(よくある「今、何でもするって言ったよね?」ってやつです。)
本当にこんなことが起きていたならローズクロスジャーナルで「脱がないんですか?」と言っていたアレンって…

ただしサーカスの団員たちから性的な目線を向けられていたとしても未遂の可能性は十分にあると思います。それか程度の軽いものであるか。なぜなら今のアレンにほとんど性的虐待によるトラウマのようなものが見受けられないからです。ロードがファーストキスとも26巻に書かれていますしね(星野先生絶対狙ってこのタイミングに回答したでしょ…)。この乖離はどのように説明づけられるのでしょうね。次の話の展開によっては判明するかもしれませんね。
そもそもあの唇スリ…が性的な表現ではないという意見も見かけましたが、星野先生は表現にこだわる方なのでそういう捉えられ方をされることは計算のうちにあるでしょうし実際意識して描かれていると思います。そうとも取れるギリギリのラインで伝えてきているのかなと。多分私が小学生の頃だったら普通にアレンがいじめられているようにしか思えなかったと思います。
いやはや、これが元週刊少年ジャンプ連載漫画の主人公の過去って…多分週ジャンのままじゃ出来なかったと思いますよ。

「おまえは私の所有物(モノ)なんだよ」
これは団長が赤腕に発した言葉です。
雪がしんしんと降るサーカスの外に、一人とぼとぼと出てきた赤腕。
忌々しい左腕を右手で強く掴み、「オレは誰の思い通りにもなるもんか‼︎」と心の中で叫びます。
はぁ…これ今のアレンの状況考えたら本当しんどいですよね。彼は今ネアという別人格によって自分の人生が操られていたんじゃないかという不安でいっぱいだから。サーカスから解放されてようやく自分の意思で踏み出せたと思ったのに、本当はそれが誰かの意思かもしれない恐怖。どうしてDグレってこんなにしんどいんですか()
おそらく赤腕は結構長い時間ここに立ち尽くしていたはずです。なぜならマナが歌う姿を見たあとに残っていた足跡は、ここで立ち止まった場所からマナを見るために物陰に隠れ、テントへ帰るという足跡しか残っていないからです。立ち尽くしていた間に来た時に残した足跡は雪に埋もれてしまったのです。彼は常に孤独でしたが、一人になれる時間が欲しかったのでしょう。憎き大人たちを見返してやると決意する時間が。



<最後に>
…いや同人誌かよ!!!!!!!
まさか公式とは…。二次創作だったらこれも一つのジャンルとしてそれなりに美味しくいただけるんですが公式だからしんどいです。まあ美味しくいただくことはできるんですがね(おい)
でもそれ以上にアレンくんが不遇すぎるのに胸が痛むんですよ。一体前世でどんな悪いことをしたんだ!!!(なお前世は…)
これから私は一体どんな目でアレンくんを見ればいいんだ、と頭を抱えております。でも未遂の可能性を信じてこれからも強く生きて生きたいと思います。

この事件を「232夜ショック」と私の中で勝手に命名します。(某殺教室並感)
よければ使ってください(白目)

232夜ショックに埋もれてさりげなくマナ関連で重要そうなシーンがあったのも押さえておきたいですね。
それでは今回はこの辺りで。
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