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稲鳥みづは

Author:稲鳥みづは
Dグレ好きの大学生。
このブログでは「フクロゥ」という名前で活動しておりましたがTwitterアカウントを統合することにいたしましたので「稲鳥みづは」という名前でブログ活動再開しました。


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どうも稲鳥です。感想かなり書くの遅くなってしまいました(^_^;)
もうすぐ第232夜が出てしまうので流石に書かねばと思って。まだ26巻もあるぞぉん…
今回の話は物語の進捗は少なかったですが神田の成長をアレンが感じる重要な話だったのではないでしょうか。


<センターカラー>
アレンの正面顔ですね。おや、この構図前も見たような…?星野先生の最近のお気に入りなのでしょうか。
左右でアレンの格好が変わっているのが注目ポイントですね。右側がピエロの格好で左側が教団を抜けたあとのアレンの新団服(矛盾)
星野先生は本編とセンターカラーや表紙で髪の毛の長さを変えることが多いように思います。
今回のアレンも本編よりも髪が短い。きっとセンターカラーのアレンはA.W編が終わった後のアレンになるのでしょうが何か心境の変化で(あるいは単にヘアカット担当のジョニーの合流により)髪を切るシーンがあるのかもしれませんね。そのタイミングで新団服を着るから基本的にその服を着ている場合は髪が短いのだろうと予想します。
ピエロ衣装の方の髪はそこに合わせたのかな…。
一貫して右は人の為、左はアクマの為というのがセンターカラーでも描かれているのが素敵ですね。でも人の為の側はピエロでアクマの為の側には呪いの左目があって…どちらもマナに関連していて、今のアレンを形作るほとんどの部分がマナなんだ、と思うと今後数話の話は二人の関係の話に思いを馳せることになるのを暗示しているようです。
「序幕」ですからね、最低あと2話はA.W編は続きますよ(ラビ…)

さて、生々流転というワードが煽りに入っていました。

すべての物は絶えず生まれては変化し、移り変わっていくこと。▽「生生」は物が次々と生まれ育つこと。「流転」は物事が止まることなく移り変わっていく意。「生生」は「しょうじょう」とも読む。
(https://dictionary.goo.ne.jp/word/生生流転/ より引用)

…これ、Dグレ世界の根幹というか星野先生の考え方がこうで、イノセンスとかノアメモリーとかも次々と宿主を変えていくじゃないですか。でもこのセンターカラーにこの四字熟語を書くってことは恐らくアレン(眼鏡)が死ぬまたは記憶を失い、アレン(犬)が生まれマナと暮らしそして死に、アレン(赤腕)が代わりにマナと生活を共にしたってことを暗示していて怖くないですか…?
アレンって何なの(哲学)


<文字の回想>
幼いアレンとマナが野宿をしていてマナが例の秘密の文字を書いているシーン。
アレンくんおまじない知らなかったんですね。まあサーカスの雑用係でおまじないなんて単語に出会いそうもないですし当然っちゃ当然か。
普通の子供が耳にするような単語は全てマナから教わったのでしょうね。ゴーレムのおとぎ話なんてのもマナに聞いたみたいですし。
マナは犬アレンと今のアレンを混同していますがその原因が何なのかはいずれ明かされるのでしょうね。イノセンスで殴っただけが原因じゃない気がします。
それと、マナの顔を星野先生が頑なに全体を描こうとしない理由を考えてみました。
千年伯爵の正体がマナとわかった以上読者に隠す必要はないはずですが、これがアレンの回想だということに注目していきたいと思います。
アレンはこの回想の当時幼くて記憶が曖昧なことをマナの顔を全部描かないことで表現しているのではないかと思われます。恐らくほとんどの人は「頭の中である人を思い浮かべようとするとしっかりとイメージできないけど会ったらその人のことを認識できる」という経験があるのではないでしょうか。もしこういった意図で描かれているのであればアレンが伯爵の素顔を見る時の反応が本当に楽しみですねぇ(ゲス顔)


<アレンの心境の変化>
アレンは前回神田に自分の抱えている思いを全て話してしまいましたね。もしかすると前回髪の毛が溶け合う扉絵だったのって二人の心が繋がったというか隠し事がもうなくなった暗示だったのかも。
こうしてアレンは神田達を全力で巻き込むことに決めました。
そして神田、「待つ」というワードを聞き逃さないあたり意外と耳ざといというかホントは賢いんだなテメー!26巻でマリが神田は馬鹿じゃないと言っていたのにも頷けます。
神田がアレンの話を聞いてくることだってアレンにとっては予想外で、マナが死んでから今まで腹を割って話す人間がいなかったアレンにとって神田がその初めての存在になることは想定すらしていなかったでしょう。着々とマナの仮面剥いでいってますね。
「そういえば」とアレンが思い至ったことは神田の過去を自分がのぞいてしまった事。アレン自身も過去話を曝け出さねばフェアではない。
アルマ編がなかったら今の二人の関係は絶対になかったでしょう。星野先生、ただ魔の語りを進めるだけじゃなくてそのエピソードがちゃんと後で効いてくるように仕込んであるのが素晴らしいですね。
この辺りの尊さはもはや文字にすることすらおこがましいので割愛(語彙力)


さて、そこに14番目を察知したアクマが方舟で現れるわけですがアレンは教団からは逃げられてもノアからはどうやっても逃げられないのですね。
ワイズリーが「この世界のどこにも逃げ場のない恐怖」と言っていた意味はこういったところにあるのでしょう。
35年前と同じような逃亡劇がこれから繰り広げられるのですね。
ところでアクマ達が現れるときに使っている方舟ですが、これが35年前だったらネアが旧方舟の奏者の資格を持っていましたよね。そのネアのせいで江戸との接続が解除できなくなったということはネアは一度江戸へ行っているはずです。なぜ江戸へ行き、なぜそこと接続したままにし、なぜノア達は新方舟を作る必要があったのか。実はこの辺りってあまり明確に言及されていないのが少し気になっています。そもそも方舟は様々な場所へ行けるツールなのだから本体がどこにあっても変わらないような気がするんですが、ある場所に方舟本体があることで何かいいことがあるんでしょうかね?
日本といえば5巻ラストでアレンが「できればあの国には行きたくなかったのになぁ」と呟いていました。これも何かの伏線だったりするのでしょうか。

そんなDグレの今後の展開に思いを馳せる第231夜でした。あと2週間で最新話だ!!ワクワク♫
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それは、遡ること4ヶ月…私がジャンプSQ. RISEの2018年秋号を読んでいた時の事でした。

”マスターバイブル”

それはRISE新人漫画賞に初めて応募した人なら全員貰えるジャンプSQ.連載作家の漫画の極意が記された書…。絶対に市販では手に入らない秘伝の書…。
その言葉が目に入った瞬間、私の心は揺らぎました。

欲しい!!!
星野先生の漫画の極意知りたい!!!!


そして第230夜の感想を語り合うスカイプ会議で背中を押され、10ページほどの拙い漫画を描くこととなったのです。

2018年12月期のRISE新人漫画賞に応募してから2ヶ月、ついにそれが私の手元に届きました!!



ここからは主に星野先生の漫画の極意について感想を述べていきたいと思います♩
でもやはり全てをここに書くわけにはいかないので、もし見たい方がいらしたら私とオフで会える機会に声をかけてください!(直近だと2/24の方舟には一般参加します。)


<表紙>
表面にはタイトル、連載作家の名前と作品の主人公の絵が載せられています。
裏面には連載作家のコメントが。
星野先生のコメントは

「やりたい表現を描いていくことが1番」

でした。
確かに星野先生は色々な表現に挑戦していってどれも妥協しない姿勢を取っているように感じます。
その姿勢がD.Gray-manを生み出してきたんですね。


<構成>
全部で71ページあります。まずはじめに編集長のコメントと目次が。
「序章 はじめに」「1章 ネーム編」「2章 下絵編」「3章 ペン入れ編」「4章 仕上げ編」「5章 デジタル編」「結びの章 モノガタリ」
これに加え漫画賞の募集と原稿チェック表などもついていました。
許斐先生、助野先生、内藤先生、加藤先生は特に文章量が多くてファンだったら絶対読みたいだろうな〜という感じのことが書かれていました。
流石にプロは漫画にかける熱量が違いますよ…!(当たり前)

星野先生は「4章 SQ.連載作家大解剖 仕上げ編」の2、3番目で、背景とベタ塗りについての部分を担当していました。
「あれ?星野先生って前にもこんな感じの極意本で背景について語ってなかったっけ??」
と思ったのですが、思った通り語ってました。
週刊少年ジャンプ40周年記念に出版された「マンガ脳の鍛えかた」では、星野先生は臨場感を出すために背景を細かく描き込んでいる旨を語っています。
やはりこのこだわりが編集部の中でも有名なのでしょうか。だから今回は背景を語る担当になったのかもしれません。


<星野桂先生の担当部分>
星野先生は上に書いた背景とベタ塗りの部分と「これが私のヒミツ道具‼︎」というコーナーを担当されています。

まずは後者から。ヒミツ道具は漫画制作時に使用するアイテムで、4つ紹介されていました。
・木製グリップ
ペンにつけて使います。ゴムグリップより握りやすいそうです。
作画作業ではずっと手にしないといけないものですから使い勝手がいいものを選んでいるんですね。
・G13 アドバンス ゲームボード
200種類以上のショートカットキーが使えるようになるんだとか!アシさんも含めこれを使用しているそうです。
最近はCLIP STUDIO TABMATEも購入したそうな。シールでデコってあって可愛いです。
・キーボード<ロジクール>
キーボードはよく使うためWindowsに切り替えた時に秋葉原で一日かけてキーボードを押しまくって見つけたそうです。
先生はWindows使いか…
・フィギュア
作業机に座るのが嫌にならないように置いてあるそうです。
写真で私が確認できた中ではアレン、ラビ、バットマンのフィギュアがありました。
孤独な時たまに話しかけるって何それ星野先生可愛い…。

作画や長時間机に向かう負担を軽減する道具が使われているようです。


そしてメインの仕上げ編。
星野先生のPC環境はWindows、デスクトップPCとノートPC。
ソフトはCLIP STUDIO PAINT EXで、ペンタブはCintiq 24HDとCintiq Companion。
背景編とベタ塗り編で「星野’S バイブル」(作画のポイント的なもの)がそれぞれ3点ずつ挙げられ、編集部解説が1つずつ書かれていました。

【背景】
・編集部解説① 「レンズ効果は実際に使って特性を覚えるのが、近道です。」
ここの解説に使われていたのが26巻102ページ(第227夜)の「駅や港や…」で始まるコマ。
魚眼レンズを使ったパースの取り方についての説明でした。
なるほど、ここに魚眼を使うことで街のごちゃごちゃ感が強調されるんですね。

・星野’S バイブル① 「読者に何を見せたいか決めて構図とカメラを選びます!」
ここの解説に使われていたのが26巻103ページ(第227夜)の「アレイスター・クロウリーとチャオジー・ハン」のコマ。
このコマでは二つのことを1画面で両立させる意図があった模様。
⑴「汽車に乗っている」ことを読者に知らせる
⑵「読者がクロウリーに注目するよう誘導する」
そのためにクロウリーを見やすい位置に配置し、カメラを広角レンズにし、汽車とわかる小物を設置したそうです。
そんなことまで考えて描いていらっしゃるなんて…うう、マスターバイブルの為だけとはいえ自分の投稿した漫画が恥ずかしくなってきます…。

・星野’S バイブル② 「リアルな背景で重要なことは光源と光量」
ここの解説に使われていたのが26巻121ページ(第228夜)のクロスとアレンが会話しているコマ
背景を描く時に星野先生が一番気をつけているのは光源の位置と光量。
次に重要なことが背景とキャラクターを同じ画角で描きレンズを同じにすること。
これにより背景からキャラクターが浮くのを防いでいるんだとか。
Dグレの画面ってちゃんとキャラクターと背景がぴったりマッチしているから凄いなっていつも感心していたんですがこのような秘訣があったのですね_φ(・_・
だからこそ生み出されるあの世界観に私たちは惚れ惚れしてしまうのかも。

・星野’S バイブル③ 「やりたい表現を描くことが一番大事です!」
レンズに関して正確に描くことは大事でもやりたい表現と合わなかったらあえて少し嘘をつくことも大事らしいです。
私は漫画を日常的に描いているわけではないので星野先生の仰ることがいまいちピンとこないのですがきっとわかる方が聞けば凄く納得出来るのでしょうね。
とにかく星野先生は凄い(さっきから凄いしか書いてない)。


【ベタ塗り】
・編集部解説① 「ネーム→下絵→完成原稿の流れを見て、神田の髪をチェック!」
ここの解説に使われていたのが26巻100ページ(第227夜)。
このページのネーム、下絵、完成原稿が並べられていて、神田の髪の毛の描き方は下絵の時点で定まっています。
漫画技法とは関係ないのですが2コマ目のアレンとジョニーの顔がネームの時はシリアス寄りで、下絵と完成原稿ではコメディタッチになっていました。
確かにシリアス寄りにするとジョニーが本気で「神田に裏切られた!」って思っていそうなニュアンスになりますね…。
表情の変化でニュアンスを変える技、素晴らしいです。

・星野’S バイブル① 「ベタを塗る上で注意していることは立体感を損なわせないことです。」
私個人的に星野先生の絵の質感が大好きなんですがこうしたベタの塗り方からもその質感が生み出されているのですね…。
ベタに斜線を混ぜると表現の幅が広がるそうです。(26巻100ページの神田の団服に繊細な質感を与えているのがその例)

・星野’S バイブル② 「服の質感と、汚れの描き込みでリアリティを‼︎」
ここの解説に使われていたのが25巻66ページ(第219夜)。
Dグレは旅をしているキャラや戦闘服を着ているキャラが多いので服のベタに必ず傷や汚れを入れているそうです!
これも私が好きな星野先生の絵の質感の一つで、アレンのシャツの襟の縁がちょっと汚れているのが凄く好きなんです!!
やっぱり星野先生はその辺り意識して書いていらしたんですね…素敵…。

・星野’S バイブル③ 「艶を出すことより髪は質感!」
千年公、カテリーナ、ティキ(髪下ろしている時と上げている時各1つずつ)の合計4つが例となっていました。
髪は艶を出すことより綺麗に自然に見えることを意識して描いているそうです。
星野先生の髪のベタって惚れ惚れしますよね。短髪やパーマのかかった髪の毛は艶を出しすぎずに、神田やリナリーなど長髪キャラは艶を多めに出すというか…もう全てにこだわりが感じられますよ。



感想は以上になりますがどの作家さんも素晴らしいこだわりを持っていてとても読み応えがありました。これは一家に一冊置いておきたいレベルです笑
55ページ以下の漫画作品が対象なので簡単な漫画を描いてゲットしてみるのもいいかもしれません。

そして編集部の方!!私のクオリティの低い漫画でも読んでくださり有難うございました!!!

さて、次は第231夜の感想を書くぞ〜〜
こんにちは、稲鳥みづはです。
今日は大阪で星野先生のサイン会が開かれましたね。
私は落選してしまいましたがTwitterでサイン会に参加した方の実況が見れて面白かったです。
いつか私も参加したいなぁ〜


まだ第231夜や26巻の感想は書けていないのですが今回は大学の授業で「(題材は何でもいいので)ひとつ作品を分析して3000字以上のレポートにまとめよ」という課題が出たので

こ…これはDグレでやるしかない!

という使命感から私なりに分析してみました。
とは言っても講義で触れられた点を盛り込まなくてはいけないため、本来私が最も語りたい点とはズレているのですがもし見て頂けたら嬉しいです。
そしてレポートの性質上どうしても難しい表現が出てきてしまうのですが、全部理解するのは大変でも何となく雰囲気で読んで頂けたらと思います。

書いてあることはD.Gray-manにおける双子の関係性についてです。

D.Gray-manとDividualism

今回は35ページの大ボリュームでジャンプSQ.公式Twitterからは26巻の発売予定も発表されましたね!2月発売予定なのでお忘れなく。26巻表紙にはティム・キャンピーが入ってきそうな気がします。
ところで、星野先生少し絵柄変わりましたね??特にアレンの顔が。

<表紙&付録>
RISEの表紙は大きなティムを愛しそうに眺める修行時代のアレンと、その様子を見る大人っぽい表情で肩にティムを乗せているアレン。
この表紙を見たときはセンターカラーかと思いました。
普段だと漫画雑誌の表紙は掲載作品のキャラクターが決めポーズしているような表紙なのです。しかしこの表紙は決めポーズには遥か遠く、むしろ何処と無く切なさを感じさせるものです。
さらに第230夜にはアレンがティムを思って泣くシーンがありこの表紙が本編内容に深く関わっていることは火を見るより明らかです。
普通それってセンターカラーでやるものでしょう!!?
あえてそんな構図で描くことになった経緯が知りたいですね…。

また、表紙の柄のB5クリアファイルが付録として付いてきました。裏面はその下描きですね。細かいところが微妙に変わっていて面白いです。


<方舟で向かった先と小説版第3巻のこと>
Twitterの相互さんが先行公開の画像から行き着いた街を教えてくださいました。作中ではエディンストンとされていますが、実際の街の名前はエディンバラ、スコットランドの都市です。
先行公開でやたらと子供が犬と戯れる様子や木が描かれていたので「もしや…」と思っていたのですが案の定そこは犬アレンのお墓でした。
マナ、クロス、そしてティムと出会い、「アレン」となった場所。
第229夜までのストーリーを鑑みるとそんな場所を無意識に選んでしまうアレンの心情は痛いほど理解できます。
…でも小説版第3巻未読の方からしたらその街で「マナと出会っ」たのは理解できるにしても「師匠とティムに出会った」というのには混乱してしまうのではないでしょうか。(マナの墓で出会ったと考えている可能性が高いと思われます。)

Twitterでアンケートを取ってみましたが現在のDグレファンの約30%の方が小説版第3巻を未読なようです。(母数は600人程なので正確な値には近いと思います。)確かに今から8年も前に発売されたものですしね…。
小説版第3巻の後半には当時のアレン(赤腕)とマナが出会ったときのエピソードが描かれています。本編とも密接に関連したお話になっているので小説版だけにとどめておくのはもったいないくらいです。もしかしたら次回以降本編でもそのエピソードが一部描かれるかもしれませんね。
今から読めばまだ次の話には間に合うので未読の方は是非この機会に小説版を!!!小説版第1、2巻も面白いですよ〜!


<神田>
とにかく神田の成長が垣間見える回でした。前の神田ならジョニーが科学班を「バカみたいに愛してる」なんて表現は使わなかったでしょうし、他人の心情、事情なんて考えようともしなかったはずです。

「向き合おうとしてないのはどっちだ 北米支部での言葉そのまま返してやるよ」

北米支部での戦いで神田はアレンから向き合うことを学んだ。その学んだことを学んだ相手に返して言っているのですね…胸熱です。

「わかってても言えないってどうしてわかってくれない」

しかし成長した神田にもまだ不器用さは残っていて、相手の真意まではかることはできなかった。ここからどうやって思いを通じさせるのかが今後の神田の課題となるのでしょう。


<アレン>
ティムが壊されたと知ってからずっと涙も出ない状態だったと思いますが、色んなものが堪えきれなくなって沢山の言葉とともに涙も出てきてしまった様子。
もしジョニーたちが合流していないときにティムが破壊されてしまったらアレンはどうなってしまっていたのか…。

「きっと今あいつはひとりぼっちです!
 (中略)
 アレンをひとりにしとくほうがよっぽど「14番目」に負けちゃいますよ!!!」


23巻のジョニーは本当に正しかった…
予想でしかありませんが今後ジョニーとアレンは行動を共にすることになると思うのでティムの代わりにどうかアレンを支えてあげてくれ…ジョニー!!

それとアレンが「教団のみんな」を思い浮かべた時にラビとブックマンそして神田がいない問題です。

「命や未来まで捧げて…」

おそらく彼の「教団のみんな」の判定基準は教団にしか居場所がない、または教団員である事に誇りを持っている人間なのだと思います。
「僕ら」という表現からそこにはアレンも含まれていることがわかります。なぜなら彼は教団をホームだと思っているから。(22巻)
神田に関しては彼の過去を知ってしまってからやはり教団側の人間としてくくってしまう事に抵抗があったのではないでしょうか。だからこそ彼が教団に戻ったと知った時あれほど怒ったわけですし。
ブックマン一族は記録のために教団側にいるだけの存在。方舟での戦闘やクロス元帥との会談の記録をしていたことでアレンは彼らが完全に教団側の人間ではないということをどこか感じていたのでしょう…。
ブックマンとラビは次に登場した時には教団側の人間ではない可能性だってありますしね…早く出てきてくれーー!!


第231夜ではサーカス時代のことが描かれるのでしょうか。小説版ではわからなかったことが絵がつくことで明らかになるかもしれませんね…!!
もしそんなことが起きたら、小説ならではの叙述トリックに騙されていた、なんてことになるかも知れないのでワクワクしています。
みなさま!お久しぶりです♪( ´▽`)
フクロゥです!!…と名乗りたいところですがTwitterにてブログ用のアカウントではなく主に使っているアカウントの方でブログの方も活動することにしたので、今回の記事からは稲鳥みづはと名乗らせていただきます。

さて、随分と間が空いてしまいましたがちゃんと記事を書いていない分の話も読んでおりますので、その分のネタバレはもガンガン含みます。この先はネタバレ注意です!

<タイトル>
何やら聞きなれない(見慣れない)言葉が使われていますね。

掩蔽(引用元:goo辞書
1 おおい隠すこと。「旧悪を掩蔽する」
2 地球と恒星または惑星との間に月が入り、恒星・惑星を隠す現象。月の位置の精密測定に利用される。星食 (せいしょく) 。


アレンのことですね。
アポクリフォスのことを教団の仲間を思って隠そうとしている。
ジョニーとティエドールが空を見上げるのに関係あったりするんでしょうか?


<扉絵>
お気付きの方も多いでしょうが、この構図は以前星野先生がインスタグラムにあげていたものとそっくりですよね!
アレンが大きなハートを左腕に持って歩く構図。そこにはティムキャンピーが寄り添っています。
その時のコメントが「アレンの描き方に悩んでいた時初代担当Y氏がしてくれた最高の助言があります。その一言でアレンの一生はガッチリ決まりました。」というものでした。
インスタのと今回の扉絵で比較をしてみましょう。
衣装
インスタ版では初期団服、扉絵では灰色ノ記録に載っていたアレンの新衣装を着ているようです。
初期団服を着ていた頃というのはアレンが教団に入りたてでエクソシストとしてのスタートを切ったところです。
では今回はどうか。おそらくアレンがただ逃亡するためだけではなく目的を持って歩み始めることを暗示しているのだと思います。
つまり今回の話を境にアレンの逃亡生活は少し変化を遂げるというように。
マナとの関係
マナとの関係性がどちらの絵からも伺えるという事にお気付きでしょうか。
インスタ版では「Walker」という文字があり、初期のアレンは入団直後に部屋に飾ってあった絵に歩き続けることを誓ったエピソードがありましたね。
また扉絵では煽り文に「共に歩もう」とあり、アレンの持っているハートには「LOVE YOU(愛しているぞ)」というAKUMAになったマナが遺した言葉が書かれています。
回想ではマナの言葉とかが今になって効いてくるということが多々あったので、それを暗示しているのでしょうか。

<クロウリーとチャオジー>
二人ともアレン討伐任務が下されて街へ来ましたが、それぞれのアレンに対する思いは対比されています。
今回チャオジーがやたらと怖いんですよね。特に「……へぇ」という謎の溜めとその時の目。
チャオジーは神田のことを慕っていますが、神田がアレンを助けてもなおその信頼を持ち続けることはないと思います。色々と引っ掻き回す役になりそうですね。
クロウリーは辛いよなぁ…初めてできた友達の一人を殺さないといけないなんて。(もう一人は7年壁に埋まることが確定したし)
きっとアレンと遭遇したら発動状態を絶対に解けないんだろうな。きっと解いてしまったら戦えなくなる…。

<アレンの思い>
アレンにとってティムは本当に心の支えになっていたんだと思う。アポクリフォスもティムを破壊する前に「おまえの存在が孤独に耐えるアレンの精神衛生に多少の助けになる」と言っていたし。
思えばアレンは物心ついて以来孤独だったときはとても辛い思いをしている時期だったんですよね。
例えばサーカスの雑用係時代は団員に冷たくあしらわれ、マナが死んでからクロスと旅立つ前はマナのいない悲しみを抱えていて…。
だから孤独を余計に恐れている部分があったのかもしれません。
そんな彼がティムを連れていきたいと思うことは至極当然のことですし、ティムの死に関して何も自分を責めることはないのに責任を感じてしまう…それが彼らしいといえば彼らしいんですがね。
アレンは「壊れやすいもの」を自分のそばにおいて置きたくなかった。自分が壊してしまうかも知れないから。
でもティムは粉々になっても復活できるし困った時いつも自分を助けてくれる存在だから、どこかで壊れないと思っていたのでしょう。
壊れると思っていなかったものが自分のせいで壊されてしまった罪悪感。
そんなことがあったからもう余計に自分のせいでだれかを不幸にしたくないという気持ちが膨らんで、アポクリフォスのことを包み隠すという決断に至ったのでしょう。

そんなアレンの思いをよく表しているのが回想シーンです。ここではほぼ全ての言葉に2重の意味が込められています。
ティムを思って涙を浮かべるアレン、しかし溢れてくるはずの涙が出て来ません。
彼の脳裏に過去自分がマナに放った言葉が過ぎります。
「あんた なんで泣かねえんだよ」
その問いに答えるのは過去のマナ、そしていまの自分。
「涙が枯れちゃってるのかな」
マナがアレンという名の犬の墓に置いた手はクロスがティムキャンピーに置いた手と重なります。
「こいつと一緒に暮らしてたんだろ」
「こいつ」は犬のことであり、ティムのことでもあります。
またこの台詞は赤腕の台詞ですが、クロスがネアに対して語りかける台詞のようにも取れるのです。
「悲しんだら伯爵がきます」
そう、ここで悲しんで、立ち止まっていてはいけない。マナの遺した言葉が彼を突き動かす。
「キミはアレンのおともだちだったんですね」
以前ならここの「キミ」は「赤腕」を指し、「アレン」は「犬」を指していました。
しかしここで第228夜でティムがアレン・ウォーカーの友達になったというエピソードが効いてきます。
つまり「キミ」は「ティム・キャンピー」を指し、「アレン」は「アレン・ウォーカー」を指すという意味も加わるのです。

…これ、凄くないですか。
第228夜は11ページと少なめでしたが、ここまで後に効かせてくるとは…。
こういうことがあるからDグレは素晴らしいんですよね。

この回想を経てアレンは一人で旅立つことを決心します。もう誰も傷つけないために。
もう使わないと決めた方舟を使ってまでそこから逃げ出そうとするのです。


<方舟について>
ちょっと疑問に思ったのが教団はアレンが方舟を使用することを想定していたのかということです。
想定せずにローラー作戦をやっていたとしたらちょっとお馬鹿ですからね笑

そこで、方舟を使用すると形跡が残るという設定があったとします。
教団の人々はアレンが方舟を使用すれば逆探知できると思い込んで方舟の中も監視していたのかも知れませんね。
でもおそらくアレンが使った方舟のゲートは形跡の残らないものだったのではないでしょうか。
というのも、アレンが一瞬の間だけ出す「?」マークのついたゲートは他のゲートと何か違いがあるんじゃないかと思いまして。
もしネアマナが方舟を使って逃亡生活を続けていたのなら方舟を使用した形跡が残るとノアたちにバレてまずいじゃないですか。
そのために14番目ノ秘密部屋を作って、そこ経由で作ったゲートは作った本人しかわからない仕様になっているんじゃないかな〜と。
つまり「?」のゲートはアレン以外探知できない14番目ノ秘密部屋経由のゲートなんだと思います。

あれ、ところでティムは破壊されたけれど、アレンとティムのふたつが奏者ノ資格っていうのはどうなったんだろう??アレンだけでもいけるってことなんでしょうか。


<次回って>
アレンと神田は一体どこへ行ったのでしょうか。
個人的にはマナと巡った地のどこかな気がします。マナのお墓とかもありですね。
もしお墓に行ったらマナのお墓は空なんですよね、千年伯爵のボディになっているわけですし。
なおマナの体を得るためにアレンにマナの魂を呼び戻させた説(魂と記憶)を以前記事に書いたことがあるのですが、今は少し考えが変わっていまして、AKUMAのボディは呼び戻すためだけに必要だったのかなと思っています。
この辺りは整理し直してまた今度記事にまとめますね!

あとは、もし行くことができるのであればキャンベル邸とかですかね。
ネアが行ったことあるからみたいな理由で…(これで行けたら物語がサクサク進んでラビの出番も早く来るのではという淡い期待)

ん〜楽しみだ!!

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